人権週間に行ったこの日の《SportNetプログラム》では、サッカーやボール当てゲームなどの体を動かす活動を行うとともに、「人権」についてみんなで考えました。
■人権について考えよう
「人権」とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のこと。
2つのチームに分かれ、《チーム名/1番大切だと思う権利/1番破られやすいと思う権利》の3つについて相談して決めていきました。様々な権利が書かれたカードを真剣に見ながら、選んでいく子どもたち。「意見を表す権利が大切だと思う」「誰からも幸せを奪われない権利は破られやすいんじゃないかな…」などと、みんなで意見をまとめて発表しました。
■ボール当てゲーム
カラーコーンに、一つ前の活動で使った《権利カード》が貼ってあり、ボールを当てることができたらカードをもらえるルールです。チーム対抗で行い、子どもたちは狙いを定めて次々にボールを当てていきます。
獲得した枚数での勝ち負けはありましたが、「勝った人が権利を持っていて、負けた人は権利はあるのかな?」というスタッフの問いかけに対し、子どもたちは「全ての人が権利を持っている」と再確認することができました。
今回のSportNetの活動では、体を動かすと同時に、チームの友達と積極的に意見交換を行ったり自分の意見を話すことができました。これからも子どもたちの学びへと繋がり、笑顔あふれる療育の場を提供していけるよう、積極的に取り組んでまいります。